今回は、スペイサイドモルトのスペイバーン10年をレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
桃やレモンのようなフルーティさとピリッとしたスパイシーさが特徴
オススメの飲み方は、ストレートとハイボール
初心者さんにもオススメの銘柄だが、取り扱い店舗が少ないのが難点
〈基本情報〉
商品名:スペイバーン10年
生産地:スコットランド(スペイサイド)
種別:シングルモルト
度数:40%
価格:3,800円くらい
〈概要&テイスティング〉
スペイバーンは、スコットランド(スペイサイド地区)のスペイバーン蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです
スペイバーン蒸溜所の創業は1897年、その年はヴィクトリア女王在位60周年だったそうです
蒸溜所のオーナーはどうしてもヴィクトリア女王在位60年に合わせて始業したかったそうで、1897年12月の最終週、まだ窓もドアもない蒸留棟で雪嵐の中、職人さんたちは操業を開始したそうで、、、
気持ちはわからなくもないですが、職人さんたち大変でしたね、、、( ´ ▽ ` )
なお、蒸溜所はヴィクトリア期の著名な建築家であるチャールズ・ドイグさんによる設計で、ドイグさんの傑作の一つに数えられているのだとか
ちょっと芸術方面疎いので、わたしはピンときませんでしたが、話を伺った感じ素晴らしいデザインっぽいですね
さて、今回ご紹介するスペイバーン10年ですが、あまり構成原酒などの情報は見当たりませんでした
ただ、色合いと香味から判断するに、バーボン樽熟成原酒主体のブレンドみたいですね
〈ストレート〉オススメ!
香り:
レモン、白桃、和三盆、ほのかにジンジャーとバタークッキー
味:
レモン、ジンジャー、白桃、わずかにバタークッキー、和三盆、スパイス
ライトボディで、余韻はレモンジンジャーの甘みとピリッとしたスパイシーさが続く
軽くてフルーティ、飲みやすいウイスキーです( ´ ▽ ` )
レモンや桃のようなフルーティさと、ピリッとしたスパイシーさが主体ですね
また、和菓子のようなフレーバーも感じられます
初心者さんにもオススメの、さっぱり甘口で飲みやすいウイスキーです
〈ロック〉
白桃、レモン、ジンジャー、バター、スパイス
ストレートよりも桃のようなフルーティさが強調されます( ´ ▽ ` )
また、甘みも少し増しますが、個人的には少し甘過ぎるかな
そのため、ストレートの方がオススメです
〈ハイボール〉オススメ!
白桃、シトラス、ジンジャー、軽く木材の風味
フルーティでスッキリした味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )
ストレートやロックと同様、桃や柑橘系フルーツ、ジンジャーのような風味が主体ですね
すっきりしており食中酒にも向きますが、やや繊細な味わいであるため、味が濃い料理に合わせると完全に負けてしまいます
ですので、合わせるなら和食など薄味のものが良さそうです
〈総評〉
フルーティで軽やか、さっぱり甘口で飲みやすいウイスキーでした( ´ ▽ ` )
このスペイバーン10年、初心者さんにとてもオススメな銘柄です
シングルモルトの中でも比較的安価な部類ですし、基本的にどんな飲み方でも飲みやすいため、シングルモルトの入門品にピッタリ!
、、、あまり取り扱っている店舗を見かけないのが難点ですが
もちろん初心者さん以外でも、フルーティなウイスキーやさっぱりした味わいのウイスキーがお好きな方にもオススメですよ