シングルモルト

グレンエルギン 12年【レビュー】

今回は、スペイサイドモルトのグレンエルギン12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

ハチミツや焼きリンゴのような優しい甘みが特徴

オススメの飲み方は、ストレートとロック、ハイボール


初心者さんにもオススメしたい飲みやすさだが、やや価格が高め

〈基本情報〉

商品名:グレンエルギン12年

生産地:スコットランド(スペイサイド)

種別:シングルモルト

度数:43%

価格:5,500円くらい

〈概要&テイスティング〉

グレンエルギンは、スコットランド(スペイサイド地区)のグレンエルギン蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです

創業は1898~1990年で、グレンファークラス蒸溜所の元所長と地元の企業家の共同出資で開設されました

ラガヴーリンクライゲラキなどと共に、ブレンデッドウイスキーホワイトホースのキーモルト(ブレンドの主軸となるモルト原酒)となっており、かつてはグレンエルギン12年のラベルにも白馬が描かれていたそうです

シングルモルトとしては1977年より販売が開始されており、ウイスキージャーナリストのチャールズ・マクリーンさんからは「あまりにも長い間隠されていた素晴らしいモルト」と評されたそうです

たしかにホワイトホースを飲むとラガヴーリンのパンチが強いので、事前情報なしだとこんなにおいしいモルトが入っていたとは予想だにしなさそうですね

わかる方にはわかるのでしょうけど( ´ ▽ ` )

なお、グレンエルギンとはゲール語で「エルギンの谷」という意味です、エルギンは地名ですね

〈ストレート〉オススメ!

グレンエルギン12年

香り:
ハチミツ、白い花、リンゴ、ナッツ、麦

味:
ハチミツ、白い花、焼きリンゴ、クリーム、わずかにローストアーモンド、麦
ライト〜ミディアムボディで、余韻は焼きリンゴやクリームのような優しい甘みが続く

スムースでフローラル、優しい甘みが特徴のウイスキーです( ´ ▽ ` )

ハチミツや焼きリンゴのような柔らかい甘みが主体ですね

また、甘さの奥にしっかりとした麦の風味も感じられます

軽くスムースな口当たりで、ストレートでもスイスイ飲めてしまいました

あまりお安くはありませんが、初心者さんにもオススメできるウイスキーです

〈ロック〉オススメ!

グレンエルギン12年

焼きリンゴ、麦、ハチミツ、紅茶、樽の風味

ストレートよりもリンゴのようなフルーティさと麦感が強調されます( ´ ▽ ` )

また、樽由来の木材フレーバーも少しわかりやすくなりますね

ただ、ストレートとそこまで大きくはかわりません、相変わらず飲みやすいです

〈ハイボール〉オススメ!

グレンエルギン12年

白い花、ハチミツ、バニラ、麦

フローラルでまろやかな口当たりのハイボールです( ´ ▽ ` )

ハチミツのような甘みや白い花のような風味が主体ですね

スッキリさわやか系ではなく、しっかりとした甘みと風味があるタイプのハイボールですので、食中酒には不向きかもしれません

ナッツやドライフルーツなどといただくのが良さそうです

〈総評〉

フローラルで優しい味わいのウイスキーでした( ´ ▽ ` )

軽くてまろやかな口当たりで飲みやすいため、初心者さんにもオススメしたいのですが、ちょっと価格が高めですかね

このグレンエルギンがキーモルトとなっているホワイトホースと飲み比べてみると、、、

うん、やはりラガヴーリンが強すぎて、グレンエルギン要素はかなり控えめですね

日本限定販売のホワイトホース12年では、日本人向けに甘さが強調されているためか、結構グレンエルギンの要素もわかりやすいんですけどね

まさしくラガヴーリンの影に隠れていた素晴らしいモルトといった感じでした

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