シングルモルト

ノッカンドゥ 12年【レビュー】

今回は、スペイサイドモルトのノッカンドゥ12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

バタークッキーやブドウ、オレンジのような香りと甘みが特徴

オススメの飲み方は、ストレートとロック、ハイボール


スペイサイド産だが、麦芽感の強い素朴な味わいのウイスキー

〈基本情報〉

商品名:ノッカンドゥ12年

生産地:スコットランド(スペイサイド)

種別:シングルモルト

度数:43%

価格:4,700円くらい

〈概要&テイスティング〉

ノッカンドゥは、スコットランド(スペイサイド)のノッカンドゥ蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです

ノッカンドゥ蒸溜所は、1898年にエルギンの酒商であったジョン・トンプソンさんによって設立されました

原酒のほとんどはブレンデッドウイスキーJ&Bのブレンド用として製造されていますが、一部シングルモルトとしてもリリースされており、12年、15年、18年、21年などがラインナップされています

なお、ノッカンドゥとはゲール語で「小さな黒い丘」という意味です

〈ストレート〉オススメ!

ノッカンドゥ12年

香り:
バタークッキー、ブドウ、ほのかにオレンジと焼きいも、紅茶、シナモン

味:
ブドウ、クッキー、オレンジ、ハチミツ、スパイス、アルコール由来のピリピリ感
ライト〜ミディアムボディで、余韻はハチミツのような甘みや麦の風味、スパイシーさが続く

厚みのある酒質ですが、味自体はあっさりとしたウイスキーです( ´ ▽ ` )

バタークッキーのような甘みと、ブドウやオレンジのようなフルーティさが主体ですね

スペイサイドと言えば、洗練された華やかなウイスキーの産地といった印象ですが、このノッカンドゥはどちらかと言えばハイランドモルトのような麦芽感の強いタイプです

なんというか素朴な印象で、さっぱりしていて飲みやすいウイスキーでした

〈ロック〉オススメ!

ノッカンドゥ12年

ブドウ、ラムレーズン、軽くオレンジ、クッキー、スパイス

ストレートより甘みが増しますが、基本は一緒ですね( ´ ▽ ` )

ブドウはフレッシュなものに加え、ラムレーズンのようなフレーバーも出てきます

逆に、オレンジのフレーバーはやや控えめになりますね

ロックもストレート同様あっさりしており、相変わらず飲みやすいです

〈ハイボール〉オススメ!

ノッカンドゥ12年

ブドウ、ラムレーズン、麦、バター

ブドウのような甘みと麦感が主体のさっぱりとしたハイボールです( ´ ▽ ` )

ブドウはロックと同様にフレッシュなものとレーズン様のもの、両方のフレーバーを感じますし、しっかりとした麦感もあります

また、バターのようなクリーミィさも感じられますね

クセがないので食中酒にもオススメのハイボールです

〈総評〉

しっかりとした麦感が主体で、フルーティさもあるウイスキーでした( ´ ▽ ` )

まあ、麦というよりクッキーっぽい感じでしたけどね

スペイサイド特有の洗練された華やかなウイスキーといった感じではないため、そういったウイスキーを希望される方は購入しない方が良いかもしれません

逆に、穀物系フレーバーがお好きな方や、あっさりした飲み口のウイスキーがお好きな方にはオススメです