今回は、スペイサイドモルトのグレンファークラス12年をレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
ベリー系のフルーティで甘口なウイスキー
オススメの飲み方は、ストレートとハイボール
シェリー樽系ウイスキーの入門品としてオススメ
〈基本情報〉
商品名:グレンファークラス12年
生産地:スコットランド(スペイサイド)
種別:シングルモルト
度数:43%
価格:4,200円くらい
〈概要&テイスティング〉
グレンファークラス蒸溜所は、スコットランドのスペイサイド地方に位置しています
1836年の創業以来、ずっとグラント一族が経営を続けている、スコットランドでも数少ない家族経営の蒸溜所です
現在は、グラント一族6代目のジョージ・グラントさんが社長を務めています
原酒は、基本的にすべてシェリー感で熟成を行っているそうです
しかも、樽材はスパニッシュオークに限定し、アメリカンオークなどは使用しないというこだわりよう
マッカランやハイランドパークなど、他にもシェリー樽に拘っている蒸溜所はありますが、スパニッシュオークのみというのも、これまた珍しいですね
1st~4thまで、シェリー樽からの影響度合いが異なる様々なフィルの原酒を組み合わせることで、シングルモルトに複雑さを付与している模様
今回ご紹介するグレンファークラス12年も、すべてスパニッシュオークのシェリー樽で熟成した原酒をブレンドし、瓶詰めしています
細かい原酒のブレンド比率などは公開されていませんが、バランスの良いシェリー感から推察するに、2ndと3rd主体かなーと
あくまでも個人的な予想ですよ?予想( ´ ▽ ` )
なお、グレンファークラスとはゲール語で「緑の草原の谷間」という意味です
〈ストレート〉オススメ!
香り:
ラズベリー、ハチミツ、アーモンド、乾いた木材、ほんのりスモーキーフレーバー
味:
ドライクランベリー、ハチミツ、バニラ、乾いた木材の渋み、わずかにスモーク
フルボディでフルーティ、余韻はベリーとハチミツの甘みが続く
甘口でフルーティ、デザートにぴったりなウイスキーです( ´ ▽ ` )
シェリー樽原酒にも、ブドウ感が主体のものや、カカオ感が主体のものなど、様々なタイプがありますが
このグレンファークラス12年は、ベリー感が主体ですね
ラズベリーやドライクランベリー、フリーズドライのストロベリーっぽさもあります
また、酒質も骨太で力強く、飲みごたえも抜群( ´ ▽ ` )
食後のデザートとして頂きたい1杯です
〈ロック〉
甘くないベリー、うっすらハチミツとバニラ、乾いた木材の風味
ストレートと比べて、甘みがなくなり、かなりドライな印象です( ´ ▽ ` )
買ってきたイチゴ、食べてみたら全然甘くなかったわーみたいな
ストレートの方が、オススメです( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉オススメ!
ドライクランベリー、バニラ、うっすらハチミツ
ベリー風味のフルーティなハイボールです( ´ ▽ ` )
ロック同様、甘みは抑え気味になります
まあ、ハイボールにちょうど良いくらいのほんのり甘口ですね
ベリー感がかなり強いため、食事と合わせるには不向きかな
ドライフルーツやチョコレート、ナッツなどと合わせるのが良いですね( ´ ▽ ` )
〈総評〉
ベリー系の、甘口でフルーティなウイスキーでした( ´ ▽ ` )
グレンファークラスは、個人的に好きな銘柄トップ5に入るウイスキーです
ですので、ぜひ多くの方にお試し頂きたいですね
今回ご紹介したグレンファークラス12年も、シェリー樽熟成ウイスキーの入門品にはうってつけです
しっかりシェリー感が出ているシングルモルトの中では、最も味と値段のバランスが良いんじゃないかな
マッカランとかも、おいしいんですが、お値段も中々ですしね( ´ ▽ ` )
秋~春の涼しい(寒い?)期間はストレートで
そして、暑い夏にはハイボールで活躍してくれる優秀な銘柄です( ´ ▽ ` )