シングルモルト

オールドプルトニー 12年【レビュー】

今回は、ハイランドモルトのオールドプルトニー12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

クリームのような甘みやレモンピールのようなほろ苦さ、塩味が特徴

オススメの飲み方は、ストレートとハイボール


やや塩味が強いため、好き嫌いはわかれるかも

〈基本情報〉

商品名:オールドプルトニー12年

生産地:スコットランド(ハイランド)

種別:シングルモルト

度数:40%

価格:4,700円くらい

〈概要&テイスティング〉

オールドプルトニーは、スコットランド(ハイランド)にあるプルトニー蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです

プルトニー蒸溜所の創業は1826年でブリテン島北端の港町ウィックに位置しており、かつてはスコットランド本島最北の蒸溜所として有名でした

現在、スコットランド本島最北の蒸溜所はウルフバーンとなっており、プルトニーは2番目に北にある蒸溜所となっています

そして、プルトニーは蒸留器が先端の途切れた奇妙な形をしていることでも有名です

これは蒸溜所を設立した際に、蒸留器を設置する段階になって初めて蒸留器が蒸溜所の天井よりも高いことに気がつき、やむなくはみ出た部分をちょん切ったからなのだそうで、、、

おおらかというか大雑把というか、ちょっと日本ではなさそうな話ですよね( ´ ▽ ` )

ただ、蒸留器の先端を切断したことでオールドプルトニーの軽やかかつボディのある酒質を生み出す結果となったようで、まさに怪我の巧妙というやつですね

今回ご紹介するオールドプルトニー12年は、バーボン樽で12年以上熟成された原酒を主体にブレンドされており、リッチで華やかな香味が特徴なのだそうです

〈ストレート〉オススメ!

オールドプルトニー12年

香り:
潮、砂糖漬けのレモンピール、ハチミツ、ほのかに桃とクリーム、乾いた木材

味:
カスタードクリーム、塩味、レモンピール、ハチミツ、ほのかに桃、再び塩味
ミディアムボディで、余韻はレモンピールのようなほろ苦さとハチミツのような甘み、塩味が続く

クリーミィかつフルーティで、塩味の効いたウイスキーです( ´ ▽ ` )

酒質は軽めでスッキリとしていますが、しっかりとしたコクと旨味が感じられますね

カスタードクリームやホワイトチョコレートのようなクリーミィで優しい甘みやレモンピールのようなほろ苦さ、潮風のような塩味と様々なフレーバーを楽しむことが出来ます

キャンベルタウンモルトのロングロウキルケランに少し香味が似ていますね、もっと酒質を軽くしてスモーキーフレーバーをなくした感じです

塩味が気持ち強めなので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、複雑で飲みごたえのあるウイスキーでした

〈ロック〉

オールドプルトニー12年

レモンピール、ほのかに桃、ハチミツ、わずかに塩味

ストレートよりもほろ苦さが強調され、クリーム感は抑え目となります( ´ ▽ ` )

カスタードやホワイトチョコのようなフレーバーがなくなったことで、よりスッキリした味わいに変化しますね

それに伴い複雑さが損なわれるため、少し味が単調になってしまうかな、、、

スッキリした味わいの方がお好みの方にはロックがオススメですが、基本的にはストレートでお召しになった方が良いかと思います

〈ハイボール〉オススメ!

オールドプルトニー12年

グレープフルーツ、塩味、ほのかにハチミツと桃

スッキリしつつも複雑な味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )

ほろ苦さ、塩味、甘みとさまざまなフレーバーを楽しむことができます

おいしいのですが、苦味や塩味があるため食中酒には向かない印象ですね

ナッツなどをおつまみに、まったり楽しみのが良さそうです( ´ ▽ ` )

〈総評〉

複雑で飲みごたえのある、やや塩味が強めのウイスキーでした( ´ ▽ ` )

前述の通り、ほろ苦さ、塩味、甘みと様々な要素が感じられるため、飲んでいて楽しいウイスキーです

甘み一辺倒ではないため、初心者さんには向かないかもしれませんけどね

また、中には強めの塩味を不快に感じる方もいらっしゃるようです

キャンベルタウンモルトのような塩味が感じられるウイスキーをお好きな方は気にいるのではないでしょうか?

他にもちょっと風変わりなウイスキーや個性的なウイスキーがお好きな方にもオススメです( ´ ▽ ` )

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