キャンベルタウン

キルケラン 12年【レビュー】

今回は、キャンベルタウンモルトのキルケラン12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

〈このウイスキーを3行で!〉

潮の風味とカスタードクリームやトロピカルフルーツのような甘みが特徴

オススメの飲み方は、ストレートとロック


年に1カ月間しか製造されておらず、なかなか手に入らない、、、

〈基本情報〉

商品名:キルケラン12年

生産地:スコットランド(キャンベルタウン)

種別:シングルモルト

度数:46%

価格:6,500円くらい

〈概要&テイスティング〉

キルケランはシングルモルトウイスキーで、スコットランド(キャンベルタウン)のグレンガイル蒸溜所で製造されています

グレンガイル蒸溜所は2004年創業、キャンベルタウンに125年ぶりに建設された蒸溜所とのことです

ただ、蒸留は年に1か月間しか行われておらず、出荷量が少ないため中々お目にかかることが出来ません

おいしいのに、悲しいね、、、( ´ ▽ ` )

なお、通常シングルモルトは蒸溜所の名前を冠するのが一般的ですが、グレンガイルはすでに他社製ウイスキーの名称として商標登録がされていたのだそうです

そのため、グレンガイル蒸溜所で製造されるシングルモルトはキルケランという銘柄名となっています

そして、キルケランとはキャンベルタウンの旧名で「セント・ケアランの教会」という意味です

※セント・ケアラン:キャンベルタウン出身の聖人

〈ストレート〉オススメ!

キルケラン12年

香り:
燻製のようなスモーク、潮、レモン、パイナップル、ナッツ、バニラ、うすいハチミツ

味:
燻製のようなスモーク、しっかりとした塩味、レモン、パイナップル、カスタードクリーム、ジンジャー
ミディアムボディで、余韻は塩味とクリームのような甘みが続く

スモーキーで、フルーティかつクリーミィなウイスキーです( ´ ▽ ` )

燻製のようなスモーキーフレーバーがあり、レモンやパイナップルのような甘酸っぱさ、クリーミィさが主体の味わいですね

また、キャンベルタウンモルトらしくしっかりとした塩味も感じられます

同じキャンベルタウンモルトのロングロウにかなり近いキャラクターです

スモーク強めでけっこう個性的なテイストのため、ある程度ウイスキーを飲み慣れた方向けの銘柄といった印象ですね

〈ロック〉オススメ!

キルケラン12年

カスタードクリーム、軽くスモーク、レモン、パイナップル、麦、塩味

ストレートよりも、さらにクリーミィさとフルーティさが強調されます( ´ ▽ ` )

反対に、スモーキーフレーバーは抑え目になりますね

加水による伸びも良く、わたしはストレートよりもロックの方が好みでした

〈ハイボール〉

キルケラン12年

かなり強い塩味、スモーク、ほのかにレモンやパイナップル

スモーキーで、かなりしょっぱいハイボールです
( ´ ▽ ` )

これはすごい、海水混ぜました?ってくらい塩味が強調されますね

食事には合いませんし、単独で飲んでもちょっときつかったです

〈総評〉

潮風を感じる個性的な味わいのウイスキーでした( ´ ▽ ` )

ハイボールは少し塩味が強過ぎましたが、ストレートやロックでは潮の風味が良いアクセントになっています

燻製のような強めのスモーキーフレーバーがあるため、あまり初心者さんにオススメしやすいウイスキーではありませんが、ある程度飲み慣れてきた方がシングルモルトの新しい扉を開くのにはピッタリな1本です

残念ながら、なかなか手に入らないんですけどね、、、( ´ ▽ ` )

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