今回は、スペイサイドモルトのグレンアラヒー12年をレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
ダークチョコレートやブラウニーのような少しビターな甘みが特徴
オススメの飲み方は、ストレートとロック
寒い時期にピッタリの、濃厚でコクのあるウイスキー
〈基本情報〉
商品名:グレンアラヒー12年
生産地:スコットランド(スペイサイド)
種別:シングルモルト
度数:46%
価格:5,500円くらい
〈概要&テイスティング〉
グレンアラヒーは、スコットランドはスペイサイド地区に位置するグレンアラヒー蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです
創業は1967年で、スコッチの中では比較的新しい蒸溜所となっています
元々はマッキンレーズというブレンデッドウイスキーに原酒を供給する目的で建造されたのだそうです
しかし、経営者が変わってからはシングルモルトに注力し始めたそうで、近年はレギュラー品を含む様々なシングルモルトがリリースされています
そして、今回ご紹介するグレンアラヒー12年は、バーボン樽熟成原酒とシェリー樽熟成原酒が主体らしいのですが、シェリー樽熟成原酒の比率が高いのかかなり濃い色をしていますね
香味も黒糖やメープルシロップ、ダークチョコレートなどシェリー樽由来の要素が色濃く出ており、寒い季節にピッタリのウイスキーとなっています
なお、グレンアラヒーとはゲール語で「岩だらけの谷」という意味です
〈ストレート〉オススメ!
香り:
黒糖、素焼きのアーモンド、バニラ、スイートポテト、ぶどう
味:
黒糖、メープルシロップ、ダークチョコレート、アーモンド、ぶどう、スパイス、軽く硫黄
重めのミディアムボディで、余韻はダークチョコレートのビターな甘みとピリッとしたスパイシーさが続く
しっかりとしたコクと甘みがあり、飲みごたえ抜群のウイスキーです( ´ ▽ ` )
甘いと言っても、ダークチョコレートやブラウニーのような少しビターな甘みが主体ですね
あと、かなり甘いスイートポテトのような香りがしますが、味はまったくポテト感はなく、、、
わたしスイートポテト好きなので、香りでとても期待したのですが、残念( ´ ▽ ` )
なお、軽く硫黄のフレーバーがあるため、硫黄はまったく受け付けません!という方は避けた方が良いかもしれません
〈ロック〉オススメ!
カカオ、メープルシロップ、ぶどう、紅茶
ストレートよりもカカオのようなコクと、メープルシロップのような甘みが増します
ストレートはブラウニーみたいな味わいでしたが、ロックは普通のチョコケーキって感じです
甘党の方にはロックをオススメします、わたしは大好きです( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉
ほんのりカカオとクリーム、わずかにメープルシロップ、乾いた木材の渋み
はい、おいしくもまずくもないハイボールです( ´ ▽ ` )
乾いた木材のフレーバーが主体で、ほんのり甘みがあります
わざわざハイボールにするメリットが見当たらないので、ストレートかロックで飲むことをオススメします
〈総評〉
シェリー樽の影響をしっかりと受けた、濃厚でコクのあるウイスキーでした( ´ ▽ ` )
甘みもしっかりとありますが、香りから想像したほどではないですね
ですので、濃厚だけど甘すぎないウイスキーをお求めの方にもオススメです
グレンアラヒーは、12年ものスコッチの中では高めな部類かもしれませんが、しっかりとシェリー感が出ているので特に高いとは感じません
最近のウイスキー価格高騰を考えると、このクオリティでこの価格はむしろ安いくらい?
寒い時期にストレートでじっくりと味わいたい、そんなウイスキーでした