今回は、ハイランドモルトのウルフバーン スコッチモルト販売 40周年記念ボトルをレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
ハチミツやチョコレートのような甘味とほのかな塩味が特徴
オススメの飲み方はストレートとハイボール
ウルフバーン正規代理店の創立40周年記念ボトル
〈基本情報〉
商品名:ウルフバーン スコッチモルト販売 40周年記念ボトル
生産地:スコットランド(ハイランド)
種別:シングルモルト
度数:50%
価格:11,770円
〈概要&テイスティング〉
ウルフバーンは、スコットランド本島最北端にある蒸溜所です
以前はプルトニーがスコットランド本島最北端の蒸溜所でしたが、2011年にウルフバーン蒸溜所がプルトニー蒸溜所よりも北に出来たため、記録が更新されています
「NO AUTOMATION」を標榜しており、可能な限り人の手で製造作業を行うクラフトマンシップ溢れる蒸溜所です( ´ ▽ ` )
今回ご紹介するボトルは、日本におけるウルフバーンの正規代理店「スコッチモルト販売」さんの創立40周年を記念して特別にボトリングされた逸品です
5年物のバーボン樽熟成原酒と4年物のPXシェリー樽熟成原酒、計2樽をブレンドしているそうですよ
PXシェリー(ペドロヒメネスシェリー):極甘口のシェリー酒
なお、ウルフバーンとは「狼のいる小川」という意味です
〈ストレート〉オススメ!
香り:
ジンジャー、ハチミツ、食パン、ガムシロップ、徐々にミルクチョコレート、うっすらと潮の香り
味:
ハチミツ、ジンジャー、ホワイトチョコレート、白胡椒、余韻でふんわり塩味
ボディはミディアム〜ヘヴィでオイリー
基本的に甘口で飲みやすいウイスキーです( ´ ▽ ` )
若さ故か食パンのようなニュアンスもあります
しかし、最初はバーボン樽由来のハチミツっぽさから始まり、徐々にPXシェリー樽由来のミルクチョコレートのような風味へ、最後に潮っぽい余韻と面白い変化が楽しめるボトルです
〈ロック〉
食パン、ドライフルーツ、バニラ、ジンジャー
ストレートより甘みが抑えられてドライ寄りの味わいに変化します
甘さ控えめがお好きな方はロックがオススメです
わたしは甘党なのでストレートの方が好きですね( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉オススメ!
食パン、うっすらバニラ、樽由来の渋みが少々
甘みがほとんどなく、かなりドライなハイボールです
食中酒として活躍してくれそうですが、お値段がね( ´ ▽ ` )
〈総評〉
さすがスコッチモルト販売さん40周年用ということで気合の入ったボトルでした
熟成年数表記をするとしたら4年なので、それで1万円オーバーは昨今のジャパニーズウイスキー並みのお値段ですが、ウルフバーンも新興蒸溜所ですのでその辺は仕方なしですかね
出来るだけ自動化せず基本手作業で製造されているので、その辺のコストも価格に反映されているのかもしれません
味わいとしてはやはり若さも感じさせますが、香味の変化を楽しめるボトルなので、BARなどで試して気に入ったら購入が良いかもですね( ´ ▽ ` )