今回は、ブレンデッドスコッチのベル オリジナルをレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
青リンゴのような甘みとグレープフルーツのようなほろ苦さが特徴
オススメの飲み方は、ストレートとハイボール
特に目立つ個性はないが、無難にまとまっているブレンデッド
〈基本情報〉
商品名:ベル オリジナル
生産地:スコットランド
種別:ブレンデッド
度数:40%
価格:1,600円くらい
〈概要&テイスティング〉
ベルは、稀代の名ブレンダーであるアーサー・ベルさんによって開発されたブレンデッドウイスキーです
ラベルの真ん中でドヤ顔?してるおじさまがアーサー・ベルさんですね( ´ ▽ ` )
販売開始は1840年代で、当初は「ベル スコッチ」として世に送り出され、以降イギリスで人気の高い銘柄となっています
キーモルト(ブレンドの主軸となるモルト原酒)はブレアアソール、ダフタウン、グレンキンチー、カリラ、インチガワー等
ブレアアソールやインチガワーはシングルモルトととしてはあまり流通していないので、馴染みがない方が多いかもしれませんね
イギリスでは門出を祝う酒として定着しており、ウエディング・ベルを連想させることから結婚式には欠かせないウイスキーとなっているのだそうです
〈ストレート〉オススメ!
香り:
グレープフルーツ、青リンゴ、ナッツ、ほのかに麦とスモーク
味:
青リンゴ、グレープフルーツ、カラメル、シナモン、ほのかに水あめ、軽くスモーク、アルコール由来のピリピリ感
ライトボディで、余韻は水あめのような甘みとアルコール由来のピリピリ感が続く
軽くスモーキーで、全体的にバランスの良いウイスキーです( ´ ▽ ` )
特に目立つ個性はありませんが、取り立てて悪い部分も見当たらず、小美麗にまとまったウイスキーといった印象ですね
口に入れた瞬間は青リンゴのような甘みやグレープフルーツのようなほろ苦さが感じられ、後半は水あめのようなほのかな甘みへと変化していきます
若い原酒由来と思われるピリピリ感が少し強めですが、ある程度複雑さもありストレートでもそれなりに楽しめますね
この価格帯ではおいしい部類に入るのではないかなと( ´ ▽ ` )
〈ロック〉
水あめ、青リンゴ、ほのかにグレープフルーツ、シナモン、軽くスモーク
ストレートよりもかなり甘口になり、水あめや青リンゴのようなフレーバーが強調されます
アルコール由来の刺激が和らぐためストレートより飲みやすくなりますが、反面ディテールはぼやけて単調な味わいに
一長一短ですが、わたしはいろいろな香味が楽しめるストレートの方が好きですね
〈ハイボール〉オススメ!
軽くスモーク、カラメル、青リンゴ、バニラ、トーストした麦の風味と酸味
さっぱりしており、飲みやすいハイボールです( ´ ▽ ` )
少しスモーキーで、麦や甘くない青リンゴのような風味が主体の味わいですね
こちらもストレートと同様目立つ個性はありませんが、おかげで食事などと合わせやすく食中酒にピッタリのハイボールとなっています
〈総評〉
良くも悪くも目立つ個性がなく、バランス良くまとまっているブレンデッドウイスキーでした( ´ ▽ ` )
あまり特徴がないので「こういうウイスキーが好きな方にオススメ」とかは言いにくいのですが、コスパはかなり良好なのではないかなと
安いウイスキーにありがちなアルコール臭さや妙なクセもなく、この価格帯のウイスキーとしてはレベルが高い印象です
ですので、1,000円台でおいしいウイスキーをお探しの方やコスパ良好なウイスキーをお探しな方にオススメな銘柄でした( ´ ▽ ` )