アイラ

カリラ 12年【レビュー】

今回は、アイラモルトのカリラ12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

レモンやハチミツのような甘み、コーヒーのようなコク、しっかりとしたスモーキーフレーバーが特徴

オススメの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボール


ヘヴィでスモーキーなため、中級者さん向けの銘柄

〈基本情報〉

商品名:カリラ12年

生産地:スコットランド(アイラ)

種別:シングルモルト

度数:43%

価格:5,100円くらい

〈概要&テイスティング〉

カリラ蒸溜所は、スコットランドのアイラ島に位置しています

1846年創業ですが、1970年代に一度建て替えが行われたそうです

年間生産能力は650万Lで、アイラ島最大の蒸溜所となっています

以前は生産したモルト原酒のほとんどが、ジョニーウォーカーなどのブレンデッドウイスキー用として供給されていたため、シングルモルトととしてほとんど出回っていませんでした

ただ、近年ではアイラモルトの人気が上昇してきたこともあって、比較的容易に入手可能となっています

なお、カリラとはゲール語で「アイラ海峡」という意味です

今回ご紹介するカリラ12年は、リフィルのアメリカンオーク樽で12年以上熟成した原酒をブレンドし、瓶詰めしているそうです

おそらく、原酒そのものの個性をいかすために、樽から原酒へ与える影響が控えめなリフィル樽を用いているのではないかなーと( ´ ▽ ` )

〈ストレート〉オススメ!

カリラ12年

香り:
レモン、ハチミツ、アーモンド、軽くヨードを伴うスモーキーフレーバー

味:
レモン、ハチミツ、アーモンド、ほのかにコーヒー、スモーク、多少アルコール由来のピリピリ感
ほぼフルボディで、コーヒーのようなコクとヨードを伴うスモークが続く

レモンのような柑橘系の風味と、コーヒーのようなコクのある味わいが特徴です

ほかのアイラモルトの中では、ラガヴーリンに近いかな

どっしりしておりスモーキー、中級者さん向けの味わいですね( ´ ▽ ` )

まだ、アイラモルトに挑戦したことがない方は、先にボウモアと戦っておくことをオススメします

クセもの好きな方は、確実に好きになるウイスキーですね( ´ ▽ ` )

〈ロック〉オススメ!

カリラ12年

レモン、ハチミツ、コーヒー、アーモンド、スモーク

ストレートと比べて、レモンやコーヒーのようなフレーバーがさらに強調されます

元々どっしりしているので、ロックにしても崩れず、しっかりうまい( ´ ▽ ` )

柑橘系フルーツの風味を楽しみたい方は、ロックオススメです

〈ハイボール〉オススメ!

カリラ12年

スモーク、アーモンド、エスプレッソ、ハチミツ

スモーキーで、微糖コーヒーの炭酸割りみたいな味わいのハイボールです

微糖コーヒーの炭酸割りなどという、謎ドリンクがあるのかは知らんですが( ´ ▽ ` )

かなりしっかりとした味わいですので、食後酒として、このハイボール単体で楽しみたいですね

合わせるなら、ダークチョコレートやナッツ、あとは変わり種でコーヒーゼリーなども良さそうです( ´ ▽ ` )

〈総評〉

どっしりスモーキー、中級者さん向けな味わいのウイスキーでした

クセもの好きな自分としては、お気に入りな銘柄の1つです( ´ ▽ ` )

しっかりした腰のある味わいですので、飲み方を選ばないのも良いですね

夏場はハイボール、冬はストレートでじっくり頂くのが好きですね、わたし

この銘柄、クセが強いウイスキーをお好きな方にはピッタリだと思いますが

初心者さんやアイラモルト未体験の方には、正直ちょっと(かなり?)きついかなーと

アイラモルト初挑戦の方はボウモアなど、比較的クセが少ないものから試されることをオススメします

ラガヴーリンよりはマシですが、どっしりした味わいで、少し薬っぽさもありますので

あまりウイスキーを飲み慣れていない方は、いったん後回しにするのが賢明だと思います

せっかく買ったのに、押し入れ直行では寂しいですからね( ´ ▽ ` )

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