アイラ

ボウモア 12年【レビュー】

今回は、アイラモルトのボウモア12年をレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

軽くスモーキーで甘さは控えめ、柑橘系フルーツのような香りと味わいが特徴

オススメの飲み方は、ストレート、ロック、ハイボール


全体的にバランスが良く、アイラモルトの入門にピッタリ

〈基本情報〉

商品名:ボウモア12年

生産地:スコットランド(アイラ)

種別:シングルモルト

度数:40%

価格:4,000円くらい

〈概要&テイスティング〉

ボウモア蒸溜所は、スコットランドはアイラ島の中心部、ボウモア町に位置しています

1779年に、地元の住人であったデイビッド・シンプソンが創業した、アイラ島で最も古い蒸溜所です

現在、ウイスキー製造に使用する原料(モルト)は、専業の製麦業者から購入するのが一般的ですが

ボウモア蒸溜所は、今でも自社での製麦を続けている数少ない蒸溜所となっています

また、蒸留廃液を利用した温水プールをつくり、島の福祉へも貢献しているそうで

めっちゃ良い蒸溜所( ´ ▽ ` )

ボウモア蒸溜所のウイスキーは、スモーキーかつ優雅な味わいであることから「アイラの女王」と呼ばれています

なお、ボウモアとはゲール語で「大いなる岩盤」という意味です

今回ご紹介するボウモア12年は、バーボン樽とシェリー樽で12年以上熟成した原酒をブレンドし、瓶詰めしているとのことでした

〈ストレート〉オススメ!

ボウモア12年

香り:
花火の煙、オレンジピール、ハチミツ、シナモン、アーモンド、土っぽさとヨードを伴うスモーキーフレーバー

味:
花火の煙、オレンジ、ハチミツ、スパイス、ほのかに紅茶、土っぽさとヨードを伴うスモーク、アルコール由来のピリピリ感
ボディは重めのミディアム、余韻はスパイシー


花火の煙を吸い込んじゃったときみたいな香りと味がします( ´ ▽ ` )

お線香?硝煙?? すみません、うまいワードが見つからない

軽くスモーキーで甘さは控えめ、フローラルかつフルーティな味わいです

アイラモルト特有のヨードっぽさもありますが、そこまで強くありません

クセもの揃いのアイラモルトの中では比較的穏やかなウイスキーですので、入門にちょうど良いかも

全体的にバランスの良いウイスキーという印象です( ´ ▽ ` )

〈ロック〉オススメ!

ボウモア12年

花火の煙、オレンジ、ハチミツ、シナモン、スモーク

ストレートと比較して、甘みと花火っぽさ?が強くなります

甘いのが好きな方はロック、甘さ控えめが良い方はストレートといった感じで

どちらもオススメです( ´ ▽ ` )

〈ハイボール〉オススメ!

ボウモア12年

しっかりとしたスモーク、バニラ、オレンジ、アーモンド

甘口で、フルーティで、スモーキー、、、

なかなか個性的なハイボールですね( ´ ▽ ` )

おつまみは、かなりしっかりした味のものをあわせないと負けますね

わたしは、炙りベーコンやソーセージ、燻製卵に合わせたります、美味

〈総評〉

全体的にバランスの良い、なるほど優雅なウイスキーでした( ´ ▽ ` )

アイラモルトですが、スモーキー過ぎす

味わいも甘過ぎず、ドライ過ぎず、フローラルかつフルーティで飲みやすい

故に、これからアイラモルトに挑戦する方にちょうど良いんじゃないでしょうか

よくアイラモルトの入門品として、ブナハーブンブルックラディがオススメされているのを目にしますが

ブナハーブンブルックラディは、スモーキーフレーバーのしないアイラモルトであるため、あまりアイラモルトに慣れる練習にはならないんじゃないかなと

アイラモルト特有のクセに慣れるためには、最初に軽くスモーキーなこのボウモア12年に挑むのが良いと私は考えます

また、オレンジフレーバーのハイボールもさわやかですので、暑い時期にぐびぐび飲むのも良いですね

オススメです( ´ ▽ ` )

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