サントリー

サントリー スペシャル リザーブ【レビュー】

今回は、サントリースペシャルリザーブをレビューします!

ストレート・ロック・ハイボール・バニラアイスかけで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

〈このウイスキーを3行で!〉

青リンゴや洋梨のようなフレッシュな果実感と森の香りが特徴

オススメの飲み方は、ハイボールとバニラアイスかけ

白州原酒の特徴がはっきり出ているので、気軽に白州を楽しみたい方にもオススメ

〈基本情報〉

商品名:サントリースペシャルリザーブ

生産地:日本(サントリー)

種別:ブレンデッド

度数:40%

価格:2,500円くらい

〈概要&テイスティング〉

サントリースペシャルリザーブは、サントリーより販売されているブレンデッドウイスキーです

販売開始は、大阪万博が開催される1年前の1969年

大阪万博にパビリオンの出店予定があったサントリーが、

「海外から来るお客さんに、日本にも素晴らしいウイスキーがあることを知ってもらおう」

ということで作成した意欲作だったようです

当時のキャッチコピーは「国産品と呼ばず、国際品と呼んでください」

実際、大阪万博では海外のお客さんにも好評だったそうですよ

あっぱれ( ´ ▽ ` )

なお、現在では白州のホワイトオーク樽熟成原酒をキーモルト(ブレンドの主軸となるモルト原酒)としていますが、白州蒸溜所の竣工はスペシャルリザーブ発売4年後の1973年ということで、当時は山崎がキーモルトだったみたいですね

一度、大昔のリザーブも飲んでみたいものです( ´ ▽ ` )

〈ストレート〉

サントリーリザーブ

香り:
乾いた木材、一瞬セメダイン、メープルシロップ、プラム、ほんのわずかにミルクチョコレート、バニラ、ミント

味:
乾いた木材の風味と軽い苦味、うすいメープルシロップ、プラム、バニラ
ボディはライト寄りのミディアム、余韻は木材の風味とプラムのような甘酸っぱさが続く

樽由来の木材フレーバー全開のウイスキーです( ´ ▽ ` )

まるで樽の破片を口に入れているのではないかというくらい樽感強めですね

キーモルトの白州は、新緑や木材のような香りと味わいから「森のウイスキー」と形容されることがありますが、このリザーブも同じく森のウイスキーと呼ばれそうな特徴を備えています

また、プラムのような甘酸っぱさもあり、同価格帯のスコッチよりは甘口ではありますが、同じくサントリーより販売されているオールドよりはさっぱりしています

オールドが甘すぎてストレートではやや飲みにくかったのに対して、このスペシャルリザーブは程よい甘みでストレートでも問題なくいただくことが可能です

ただ、少し樽感が強すぎる嫌いがありますので、オススメとまでは行かないかな( ´ ▽ ` )

〈ロック〉

サントリーリザーブ

バニラ、メープルシロップ、プラム、木材の風味

ストレートよりやや甘みが抑えられ、樽感も薄まります

その結果、ストレートよりもクリアでさっぱりした口当たりに

肩肘張らずに、のんびりいただくならロックですね( ´ ▽ ` )

樽由来の苦味もなくなりますので、苦味が苦手な方にもロックがオススメです

〈ハイボール〉オススメ!

サントリーリザーブ

乾いた木材の風味、シトラス(すだち)、バニラ、うっすらハチミツ

木材の風味が主体でほんのり甘口、すっきりさわやかなハイボールです( ´ ▽ ` )

はい、これはおいしいですね

甘過ぎずドライ過ぎずでとてもバランスが良く、爽快感もある味わいです

和食からジャンクフードまで、なんにでも合わせられる万能選手といった感じ

わたしは、お寿司とスペシャルリザーブのハイボールを合わせるのが好き( ´ ▽ ` )

〈バニラアイス〉オススメ!

お、リンゴ感とバニラアイスが合わさってこれも良い感じです

生焼けのアップルパイにバニラアイスをのせた感じ(どんな表現)

〈総評〉

しっかりキーモルトの白州が主張しており、廉価版白州みたいなウイスキーでした( ´ ▽ ` )

特にハイボールは白州ハイボールと遜色ない味わいですので、こころからオススメです

全く同じ味わいではありませんが、負けず劣らずのおいしいハイボールが作れますよ

白州がお好きな方は、苦労して白州を探すより、どこでも手に入り白州より安価なスペシャルリザーブを購入した方が幸せになれるかもしれません

もちろん、白州12年18年には歯が立ちませんけどね

白州NA(ノンエイジ)が相手であれば、ロックやハイボールであれば、良い勝負が出来そうです

少し樽感強めですが全体的にバランスが良いので、初心者さんが初期に飲む入門ウイスキーとしてもオススメですよ( ´ ▽ ` )