基礎知識

なぜ煙たいの?ウイスキーは【基礎知識】

ピート焚いてるからっス( ´ ▽ ` )

ピートってなーに?

日本語では「泥炭(でいたん)」と書きます、どろすみー

コケやシダなどの植物が炭化したもので、スコットランドでは古くから燃料として用いられてきました

現在でも暖炉にピートくべて暖をとったりしているそうです

ウイスキー製造の過程でも、原料となる大麦麦芽を乾燥させる際に用いられ、ウイスキー特有のスモーキーフレーバーの元となっています

おそらく意図してスモーキーフレーバーを付けようとしたわけではなく、スコッチランドで一般的な燃料であったピートを用いた結果、煙たくなったんでしょうね

※個人の見解です( ´ ▽ ` )

銘柄によってスモークの香りが異なるのはなぜ?

炭化した植物の種類が異なるからです( ´ ▽ ` )

スコットランド内陸部
草木やシダなどが原料になっているため、BBQや燻製っぽいスモーキーフレーバーになります

スコッチランド北部
ヘザーという花の含有量が多くなるため、花の蜜のような香りのスモーキーフレーバーとなります
「ヘザリー」と表現します

アイラ島
海藻の含有量が多くなるためヨードを多分に含み、消毒液やイソジン、正露丸のような香りのスモーキーフレーバーとなります

なお、ピートによるスモーキーフレーバーのことを「ピーティ」と表現します

わたしは飲み始めの頃、「ピーティ」を桃風味だと勘違いしており「全然桃の味しねぇなぁ、、、」とか思ってましたぜ( ´ ▽ ` )

スモーキーフレーバーの強弱について

ピートを焚くタイミングや量によってスモーキーフレーバーの強弱が変わります

ライトピート、ライトリーピーテッド
麦芽乾燥の後半に短時間ピートを焚くことで、軽いスモーキーフレーバーのウイスキーとなります

ヘビーピート、ヘビリーピーテッド
麦芽乾燥の初期から長時間ピートを焚くことで、どっしりとしたスモーキーフレーバーのウイスキーとなります

ノンピート
麦芽乾燥時にピートを焚かないことで、スモーキーフレーバーがしないウイスキーとなります

初心者さんはライトピートかノンピートのウイスキーがオススメです、クセが少ないので( ´ ▽ ` )

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