今回は、サントリーウイスキー ホワイトをレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
1929年4月1日に販売開始された国産第一号の記念碑的なウイスキー
サントリーのウイスキーにしては珍しくスモーキー
オススメの飲み方はハイボール
〈基本情報〉
商品名:サントリーウイスキー ホワイト
生産地:日本
種別:ブレンデッド
度数:40%
価格:1,300円くらい(660ml)
〈概要&テイスティング〉
サントリーウイスキーホワイトは、サントリーより販売されているブレンデッドウイスキーです
そして、日本で最初に発売された国産第一号の記念碑的な銘柄でもあります
1923年、壽屋(現サントリー)の創業者である鳥井信治郎さんはスコットランドでウイスキー作りを学んだ竹鶴政孝さんを招聘し山崎蒸溜所を開設、ウイスキー製造を開始します
それから6年後の1929年4月1日に発売されたのがサントリーウヰスキー(後のホワイト)でした
国産ウイスキー第一号ということで相当気合の入った宣伝を行い、発売前から話題になっていたそうですが、実際に発売してみると当時の日本人の味覚には合わず、全く売れなかったそうで、、、
まあ日本酒が当たり前だった当時の日本人にはウイスキーは「煙いし度数高いし」で相当飲みにくかったみたいですね
悲しい( ´ ▽ ` )
その後、様々な経緯を経て壽屋(現サントリー)は盛り返し、サントリーウイスキーホワイトは1929年から今日まで販売の続くロングセラー商品となっています
〈ストレート〉
香り:
乾いた木材、軽くスモーキーフレーバー、水あめ、クッキー、青リンゴ
味:
アルコールのピリピリ感、水あめ、麦チョコ、青リンゴ、ふんわりスモーク
サントリーにしては珍しくスモーキーなウイスキーです( ´ ▽ ` )
おそらく煙臭いと酷評された?発売当初と比べれば抑えられているのでしょうが、ちゃんと認識できる程度にはスモーキーフレーバーがのっていますね
味わいは穀物由来のほのかな甘みが主体で、基本的にはドライです
また終始アルコール由来のピリピリ感があり、人によっては辛いと感じるかもしれません
トリスの正当進化というか、トリスを少し上品にしたような香味ですね
トリスの方が後発ですが、、、( ´ ▽ ` )
〈ロック〉
青リンゴ、麦チョコ、クッキー、軽くスモーク、少しアルコールのピリピリ感
ストレートよりも甘みとスモーキーさが強調されます
ピリピリ感も抑えられるので、ストレートよりは飲みやすいです( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉オススメ!
ほのかに木材の風味、水あめ、軽くアルコール感
甘みはほぼなくドライ、麦芽風味の炭酸水といった印象です( ´ ▽ ` )
良い意味で食事の邪魔をしない、おそらくは水割り前提であろうクラシックな味わいですね
〈総評〉
クラシックな日本のウイスキー(麦や穀物の風味が主体で素朴)って感じの味わいでした( ´ ▽ ` )
近年では安価でおいしいスコッチが簡単に入手できてしまうので、わざわざホワイトを選ぶ理由を見つけるのは難しいかも、、、
ただ、お値段なりの味はしますし「マズくて飲めん!」なんてことは決してありません
ですので、国産第一号ウイスキーがどんなもんか興味あるって方は購入してみても良いかもしれませんね( ´ ▽ ` )