日本のメーカー

ホワイトオーク シングルモルト あかし【レビュー】

今回は、江井ヶ嶋酒造のホワイトオーク シングルモルトあかしをレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

干し草やハーブ、柑橘系フルーツのような香りと味わいが特徴

オススメの飲み方は、ハイボール


好き嫌いがわかれそうだが、個性的で面白いウイスキー

〈基本情報〉

商品名:ホワイトオーク シングルモルトあかし

生産地:日本

種別:シングルモルト

度数:46%

価格:3,900円くらい(500ml)

〈概要&テイスティング〉

シングルモルトあかしは、兵庫の江井ヶ嶋酒造より販売されているウイスキーです

江井ヶ嶋酒造は、1888年創業の総合酒造メーカーです

1919年にウイスキーの製造免許を取得、1961年に試験蒸留を開始し、1984年にホワイトオーク蒸溜所を設立されました

ホワイトオーク蒸溜所は、最近蒸留器を新調し、江井ヶ嶋蒸溜所へと名称を変更しています

元々は日本酒の蔵元さんであるため、ウイスキーも杜氏さんが仕込んでいるという非常に珍しい蒸溜所です

今回ご紹介するシングルモルトあかしは、アメリカンホワイトオーク製のシェリー樽熟成モルトとバーボン樽熟成モルトをブレンドしているそうで、複雑で豊かな香味が特徴となっています

年数未表記で、熟成年数はそこまで長くはないようです

ま、うまかったらええねん( ´ ▽ ` )

〈ストレート〉

シングルモルトあかし

香り:
干し草、ハーブ、オレンジ、ハチミツ、樽香、ジンジャー

味:
干し草、ハーブ、樽の風味とわずかにエグ味、オレンジ、ハチミツ、ジンジャー、少し強めにアルコール由来のピリピリ感
ボディはライト〜ミディアム、余韻は干し草とオレンジ、アルコール由来のピリピリ感が続く


干し草やハーブのような草っぽさの強いウイスキーでした( ´ ▽ ` )

これはかなり独特なフレーバーですね、ブラインドで飲んでも即あかしってわかりそう

草以外ですと、柑橘系フレーバーが主体です

原酒はけっこう若いと見えて、アルコールのアタックは強めなのですが、

同時にしっかりと樽感もあるという、温暖な地域特有の熟成の仕方をしていますね

※温暖な地域では、寒冷な地域(スコットランド等)よりも樽のエキスが出やすく、熟成年数が短い原酒でも樽感が強い傾向にあります

わずかにエグ味もあり、ややネガティヴな要素も散見されますが、とても個性的で面白いウイスキーでした

〈ロック〉

シングルモルトあかし

干し草、ハーブ、メンソール、レモン、ハチミツ、軽く樽由来の渋み

ストレートよりさらに干し草のようなフレーバーが強調されます

あとはメンソールやハッカのような、少しスースーするフレーバーも出てきますね

また、ストレートでは強めだった樽の風味が軽減されますので、よりすっきりした味わいになります

〈ハイボール〉オススメ!

シングルモルトあかし

干し草、レモン、メンソール、ハーブ、樽由来の渋みとかすかにエグ味

相変わらず草っぽい、独特な味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )

草&柑橘系フルーツで、爽快感がありながらも個性的なお味

かすかにエグ味も感じますが、気になるレベルではありません

ハーブっぽい香味なので、ハーブや胡椒を効かせた肉・魚料理などとよく合います

〈総評〉

どう飲んでも草っぽい、独特なフレーバーのウイスキーでした( ´ ▽ ` )

スコッチだと、リンクウッドスペイサイドで少し草っぽいボトルがあったように記憶しておりますが、

ここまで草っぽいのは、たぶんあかしだけですね

好き嫌いがわかれそうな味わいではございますが、好きな方はどっぷりハマるみたいです

実際、わたしの知り合いにも、あかしをかなりの種類保有されている方がいらっしゃいます

個性的なジャパニーズクラフトウイスキーということで、気になる方はぜひ試してみてくださいませ