ニッカウヰスキー

ニッカ フロム・ザ・バレル【レビュー】

今回は、ニッカウヰスキーフロム・ザ・バレルをレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

ミルクチョコレートやメープルシロップのような甘みが特徴

オススメの飲み方は、ストレートとハイボール


大人気なのも納得の、ハイクオリティでコスパ良好な1本

〈基本情報〉

商品名:フロム・ザ・バレル

生産地:日本

種別:ブレンデッド

度数:51.4%

価格:2,700円くらい(500ml)

〈概要&テイスティング〉

フロム・ザ・バレルは、ニッカから販売されている大人気のブレンデッドウイスキーです

ほぼ定価で購入可能なニッカウヰスキーレギュラー品の中にあって、唯一プレミア価格がついている、入手難易度の高い1本

世界的な酒類品評会であるインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2015で最高賞のトロフィーを受賞し、国内のみならず海外でも人気の高い銘柄です

販売開始は1985年で、個性的なボトルデザインはグラフィックデザイナーである佐藤卓さんによるもの

強くて濃いウイスキーがどのようなボトルであるべきか考えたときに、「小さな塊」にしたいと思われたそうで、正面から見た際に小さくなるようデザインされています

とても可愛らしいデザインではあるのですが、ボトルネックが短いせいで開封直後はどうがんばっても注ぐときにドボドボこぼれてしまうという、、、

デザイン優先だから仕方ないですね( ´ ▽ ` )

そして、フロム・ザ・バレルのもう一つの特色としては、再貯蔵「マリッジ」が挙げられます

マリッジとは、モルト原酒とグレーン原酒をブレンドした後に、もう一度樽につめ直して数ヶ月熟成を行う工程のことで、ブレンドされたウイスキー同士が深く馴染み合い、調和の取れた美しさが生まれるとのこと

これだけ聞くとフロム・ザ・バレルはすごく手間がかかったウイスキーなんだなという印象を抱きますが、実際にはマリッジ自体は割と一般的な手法という、、、

まあ、わざわざマリッジに言及していない銘柄も多いので、アピールポイントにはなりますね、宣伝上手( ´ ▽ ` )

加えて、瓶詰め時の加水も最小限にとどめることで、樽出しウイスキーの香味を楽しめるようにする等、飲みごたえ抜群の1本に仕上げられています

〈ストレート〉オススメ!

フロム・ザ・バレル

香り:
ミルクチョコレート、メープルシロップ、バニラ、穀物、ほのかに杏やプラム、潮、スモーキーフレーバー

味:
ミルクチョコレート、メープルシロップ、バニラ、杏、プラム、南国系フルーツ、軽くスモーク
ミディアムボディ、余韻は短めですっと口内から甘みがひく


濃厚甘口で飲みごたえ抜群のウイスキーです( ´ ▽ ` )

香味は、カフェグレーン由来のミルクチョコレートやメープルシロップ、バニラや杏のようなしっかりとした甘みが主体ですね

カフェグレーン:
旧式の連続式蒸留機(カフェスチル)で生産されるグレーン原酒のこと

カフェスチル:
旧式の連続式蒸留機で、最新式よりも蒸留効率が悪い分、原料由来の成分を多く残すことができ、しっかりとした香味を持つグレーンウイスキーを製造することが可能

そして後半、余市モルトが徐々に主張してきますね

塩味やスモーキーフレーバー、南国系フルーツのような香味が感じられます

なお、宮城峡については、明確に特徴を拾うことができませんでした

カフェグレーン余市の個性が爆発しているので、宮城峡はブレンドの下支えをしてくれているのではないかと思います

これはおいしいですね、大人気なのも納得です( ´ ▽ ` )

〈ロック〉

フロム・ザ・バレル

メープルシロップ、ミルクチョコレート、クリーム、ほのかにプラムと南国系フルーツ

ストレートよりも甘みが増し、カフェグレーン由来の香味がより支配的になります( ´ ▽ ` )

カフェグレーンが前に出てくるというよりは、モルトの香味が引っ込んでいる印象です

あと、少しクリーミィさも出てきます

氷を入れても崩れずストレート同様おいしいですが、モルトの香味が拾いにくくなるため、ややロックの方が単調に感じます

私としては、せっかくのハイプルーフ(高度数)ですので、ストレートの方をオススメします

〈ハイボール〉オススメ!

フロム・ザ・バレル

バニラ、メープルシロップ、ミルクチョコレート、麦の風味

しっかりとしたコクと甘みのあるハイボールです( ´ ▽ ` )

こちらも味わいはカフェグレーンが主体で、少しバーボンのようなニュアンスもあります

食事と合わせようとした場合、しっかりとしたコクや甘みが邪魔になってしまうため、このハイボールは単体で楽しむのが良さそうです

あえて合わせるのであれば、ナッツやチョコレートあたりが良いですね

〈総評〉

大人気なのも納得の、個性的で味わい深いウイスキーでした( ´ ▽ ` )

甘口ではありながら無骨な印象で、今は少なくなってしまった昔ながらのニッカ味な銘柄ですね

カフェグレーン余市がしっかりと効いており、その結果、他に類を見ない香味のブレンデッドとなっています

このクオリティで2,700円は、とてもコスパが良いです

なかなか入手が難しいウイスキーではありますが、運良く遭遇した際は、ぜひ試してみてくださいませ

とってもオススメな逸品です( ´ ▽ ` )

〈関連記事〉