今回は、須藤本家の房総ウイスキー (The BOSO Whisky)をレビューします!
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
針葉樹やハーブのような清涼感、柑橘系フルーツのような甘みが特徴
オススメの飲み方は、ハイボール
ウイスキーと呼ぶにはまだまだ若く、未熟成感が目立つ
〈基本情報〉
商品名:房総ウイスキー (The BOSO Whisky)
生産地:日本
種別:ブレンデッド
度数:40%
価格:2,200円くらい
〈概要&テイスティング〉
房総ウイスキーは、千葉県久留里にある須藤本家が製造しているブレンデッドウイスキーです
須藤本家さんは、元々は日本酒の酒蔵さんだったそうなのですが、本格焼酎ブームの際に焼酎事業に参入し、県内一の焼酎メーカーになられたのだとか
そして、昨今のウイスキーブームを受け、今回はウイスキー事業に参入されたとのこと
房総ウイスキーは、3年以上熟成した自社製モルト原酒と輸入グレーン原酒をブレンドし、日本人向けに甘い香りや滑らかな口当たりを意識して開発されたそうです
房総半島には個人的に少しご縁がありますので、がんばって頂きたいですね(どこから目線やねん)( ´ ▽ ` )
〈ストレート〉
香り:
メープルシロップ、乾いた木材、ハーブ、針葉樹、オレンジ、ほのかにスモーキーフレーバー
味:
若いアルコールの刺々しさ、ハチミツ、バニラ、ハーブ、オレンジ、わずかに麦チョコとスモーク
ライトボディ、余韻は短くアルコール由来のピリピリ感と麦チョコのやわらかな甘みが少し残る
若いアルコール感が主体のトゲトゲした味わいです( ´ ▽ ` )
ハーブや針葉樹のような清涼感があり面白いテイストではありますが、ストレートで飲むにはまだまだ若いですね
3年熟成とのことですが、ウイスキーと呼ぶには今ひとつ未熟な印象です
ただ、酒質自体はすっきりフルーティ系っぽいので、もう少し熟成が進めばおいしいウイスキーになりそうな気はします
〈ロック〉
針葉樹、ミント、ほのかにオレンジ、麦チョコ、樽の風味とエグ味
ストレートよりも若さ由来の刺々しさは落ち着きますが、かわりにエグ味が出てきます
他にもちょっと変なクセが出てきてしまうため、ロックはあまりおいしいと感じませんでした
〈ハイボール〉オススメ!
ミント、青リンゴ、うっすらオレンジ、樽由来のほろ苦さ、ほのかにスモーク
清涼感のある、さっぱりとした味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )
これは普通においしいですね、スッキリしていてぐびぐび飲めます
少しビターさはありますが、基本的にはクセがないので食中酒にも向いてますね
〈総評〉
まだまだ若いですが、ハイボールではしっかりおいしいウイスキーでした( ´ ▽ ` )
ストレートやロックで飲むには、もう少し熟成感が欲しいですね
ですので、今後のロットもしくは新製品に期待です
では、本品は購入しない方が良いのかといわれると、特にそんなことはなく、
価格は2,200円とクラフトウイスキーの中では安価な部類ですし、ハイボールはちゃんとおいしいので、気になる方は購入を検討してみても良いと思いますよ