ザ シングルトン ダフタウン 12年【レビュー】

今回は、スペイサイドモルトのザ シングルトン ダフタウン12年をレビューします！

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

〈基本情報〉

商品名：ザ シングルトン ダフタウン12年

生産地：スコットランド（スペイサイド）

種別：シングルモルト

度数：40%

価格：3,800円くらい

〈概要＆テイスティング〉

ザ シングルトン ダフタウンは、スコットランド（スペイサイド）のダフタウン蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです

ダフタウン蒸溜所の創業は1896年で、製造する原酒のほとんどがブレンデッドウイスキー用として出荷されています

そのため、ウイスキーの一大生産地であるダフタウンの名を冠しているにも関わらず、知名度は低めという、、、

日本でもオフィシャルボトルの販売が開始されたのはつい最近で、以前はシングルトンはダフタウンではなくグレンオードが発売されていました

（シングルトン名義で、３蒸溜所のシングルモルトがリリースされています）

ダフタウン、グレンオードの他にザ シングルトン オスクロスも販売されていますが、日本には輸入されていないようですね

また、なぜ日本へ輸入されるシングルトンがグレンオードからダフタウンへ切り替えられたのかも不明ですが、とりあえず今メインで輸入販売されているダフタウンをレビューしていこうと思います

ザ シングルトン ダフタウン12年は、12年以上熟成されたシェリー樽熟成原酒とバーボン樽熟成原酒がブレンドされており、なめらかで親しみやすいシングルモルトとのことです

〈ストレート〉オススメ！

香り：
白桃、ハチミツ、オレンジ、青リンゴ、ナッツ、クッキー

味：
白桃、ハチミツ、オレンジ、青リンゴ、ナッツ、クッキー、スパイス
ライトボディで、余韻は青リンゴのような甘みとスパイシーさが続く

しっかりとした甘みがありつつも、軽い口当たりのウイスキーです( ´ ▽ ` )

白桃やハチミツ、オレンジ、青リンゴのような甘みが主体の味わいですね

また、クッキーのような香ばしさやスパイシーさも感じられます

キャラクターとしてはスペイバーンに似ているかな

他のスペイサイドモルトと差別化できるような個性は見当たらないため、普段からウイスキーをお召しになっている方は物足りなく感じるかもしれません

ただ、甘口かつスムースで飲みやすいため、初心者さんやフルーティなウイスキーがお好きな方にはオススメです

〈ロック〉オススメ！

白桃、ハチミツ、オレンジ、青リンゴ、わずかにクッキー、スパイス

ストレートよりも甘みが濃厚になり、少し粘性のある口当たりに変化します( ´ ▽ ` )

ただ、基本のフレーバーはあまり変わりませんね

ロックでも崩れず、ストレートと同様に飲みやすいです

〈ハイボール〉オススメ！

ナッツ、バニラ、ハチミツ、オレンジ、青リンゴ

フルーティでスッキリとした味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )

オレンジや青リンゴのようなフルーティさに加え、ナッツのような香ばしさが感じられます

気持ち甘みが強めではありますが、さっぱりしていますので食中酒にしても問題ないかなと

暑い季節にぐびぐび飲むのも良さそうな爽快感のあるハイボールでした

〈総評〉

甘口かつスムースで、飲みやすいウイスキーでした( ´ ▽ ` )

典型的なスペイサイドモルトよろしく、フルーティでスッキリとした味わいのため万人受けしそうなキャラクターのように思います

ただ、他のスペイサイドモルトと差別化できる要素はあまり見当たらないため、普段からウイスキーをよく飲まれる方がわざわざ購入する理由を探すのは難しいかも

とっても優等生で飲みやすいんだけど、面白みにかけるみたいな

ですのでダフタウンに関しては、初心者さんやぐびぐび飲めるハイボール用ウイスキーをお探しの方、あまり個性的過ぎないフルーティなウイスキーがお好きな方などにオススメかな、といった印象でした