ニッカウヰスキー

竹鶴 17年 ピュアモルト【レビュー】

今回は、ニッカウヰスキー竹鶴17年ピュアモルトをご紹介します!

〈このウイスキーを3行で!〉

2020年に終売となったニッカを代表する銘柄、竹鶴の17年物

少々樽由来の苦味が強いが、重厚で複雑・華やかな味わいが特徴

まだストックしているBARも多いと思うので、コロナ明けに是非

〈基本情報〉

商品名:竹鶴17年ピュアモルト

生産地:日本

種別:ピュアモルト(ブレンデッドモルト)

度数:43%

価格:7,500円(当時)

〈概要&テイスティング〉

竹鶴ピュアモルトは、ニッカウヰスキーが所有する余市蒸溜所宮城峡蒸溜所のモルト原酒をブレンドしたピュアモルト(ブレンデッドモルト)ウイスキーです

そして、ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝さんのお名前を冠したニッカを代表する銘柄となっています

ブレンデッドウイスキーのように飲みやすいピュアモルトウイスキーというコンセプトで開発されたそうで、華やかでマイルドな飲み口が特徴なのだとか

竹鶴開発当時のコンセプトなので、今も同じなのかは不明です( ´ ▽ ` )

昨年まではNA(Non-Age)17年21年25年が販売されておりましたが、昨今のウイスキーブームで原酒が枯渇し、現在はリニューアルされたNAのみが販売されています

ただ、リニューアル後の竹鶴ピュアモルトNAはこれまでよりもさらに出荷量が少なく、残念ながら私はリニューアル後の竹鶴に一度も遭遇したことがありません、、、涙

〈ストレート〉オススメ!

香り:
ほんのりスモーク、チョコレート、紅茶、ぶどう、うっすら南国系フルーツ、キャラメル、わずかに松ヤニのニュアンス

味:
樽由来の心地よい苦味(人によってはキツいと感じるかも)、ぶどう果汁、紅茶、バニラ、少し南国系フルーツ、ほんのりスモーク

宮城峡をメインに余市を添えてる印象です

非常に多層的で複雑、重厚感もあり、香り・味ともに次々と変化する本当に楽しいウイスキーです( ´ ▽ ` )

〈総評〉

結構樽由来のタンニンが強く出ているので、ある程度飲み慣れていないと苦いと感じてしまうかも知れません

しかし、口の中で次々と味や香りが変化していく様が楽しく、個人的にはかなりオススメのウイスキーです!

現在、市場で遭遇するのは至難の業ですが、BARであればストックしているお店も多いと思いますので、コロナ明けに試してみては如何でしょうか?( ´ ▽ ` )