今回は、アイラモルトのアードベッグTEN(10年)をレビューします!
ストレート・ロック・ハイボール・バニラアイスかけで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
消毒液のようなスモーキーフレーバーと磯の香りが特徴
オススメの飲み方はストレートとロック
かなりクセが強いので、購入前に試飲することを心からオススメします
〈基本情報〉
商品名:アードベッグTEN(10年)
生産地:スコットランド(アイラ)
種別:シングルモルト
度数:46%
価格:5,000円くらい
〈概要&テイスティング〉
アードベッグは、スコットランド(アイラ島)のアードベッグ蒸溜所で製造されているシングルモルトウイスキーです
アードベッグ蒸溜所は1815年にジョン・マクドーガルさんが創業し、100年近くマクドーガル家が経営していました
しかし、その後はたびたび経営者が変わるようになり、一時は操業を停止していたことも
その後、1997年にモエヘネシー・ルイヴィトン社が買収することでようやく安定的に蒸留が行われるようになりました
はい、あの有名なルイヴィトン社ですね( ´ ▽ ` )
この蒸溜所で製造されるウイスキーは、消毒液とも形容される強烈なスモーキーフレーバーを持っており、同じアイラ島のラフロイグと共に、特に癖の強いスコッチとして有名です
そのため、初心者さんにはオススメできません
また、ある程度飲み慣れた方であっても、その強烈な個性からハッキリ好き嫌いが別れる銘柄だと思います
ただ、「アードベギャン」と呼ばれる「わしはアードベッグしか飲まん!」みたいな熱狂的なファンもいらっしゃる銘柄なので、クセが強いウイスキーに興味のある方は試してみても良いかも知れません
ちなみにクセ物好きな私は当然好きです、アードベッグ( ´ ▽ ` )
なお、アードベッグとはゲール語で「小さな岬」という意味です
〈ストレート〉オススメ!
香り:
消毒液のようなスモーク、ほのかに潮、レモン、うすいハチミツ
味:
消毒液のようなスモーク、塩味、レモン、うすいハチミツ、ほのかに麦、白コショウ
ライト~ミディアムボディで、余韻は消毒液のようなスモークと白コショウのようなスパイシーさが続く
非常にクセが強いですが、酒質自体は雑味がなくすっきりしており、やや甘口なウイスキーです( ´ ▽ ` )
味わいはレモンやうすいハチミツのような甘みが主体ですね
ただ、口に含んだ瞬間に消毒液を連想させる独特のスモーキーフレーバーが一気に広がり鼻へと抜けます
やはり玄人向けというか、かなり飲み手を選ぶウイスキーです
〈ロック〉オススメ!
消毒液のようなスモーク、クリーム、軽く麦、レモン、うすいハチミツ、ほのかに白コショウ
ストレートと比べて、スパイシーさが抑えられクリームのような風味が出てきます( ´ ▽ ` )
また、ほんの少しだけクセがやわらぎますが、やっぱり強調なスモーキーフレーバーは健在ですね
こちらもかなり好き嫌いが分かれると思います
〈ハイボール〉
消毒液のようなスモーク、ほのかに塩味、レモン
スモーキーで磯の香りがするハイボールです( ´ ▽ ` )
ほんのり甘口ですがやはり独特な風味でクセが強く、耐性のない方は「う、、、」ってなりそう
かなり煙いので、肉料理や燻製料理には合いますね
〈バニラアイス〉
、、、にっがい( ´ ▽ ` )
軽くタール、舌に刺さる苦味、ピーナッツ、少し塩味
予想していたよりタール控えめですが、すっごく苦いです
これはやめておいた方がよいですね、、、( ´ ▽ ` )
〈総評〉
非常にクセが強く、スコッチの中でも最も好き嫌いが分かれそうな(というか分かれる)ウイスキーでした( ´ ▽ ` )
酒質自体はクリーンで甘みも強めな方ではあるのですが、消毒液のような強烈かつ独特のスモーキーフレーバーがありますので、本当にダメな方はダメだと思います
ですので、まだお飲みになったことがない方の初手ボトル買いは絶対にオススメしません
(口に合わなかった場合:一口飲んで戸棚行き不可避です)
まずはBARで試すなり、小瓶で売ってくれるお店で少量入手するなりで様子を見つつ、気に入ったら購入というステップが良いかなと思います
わたしも今でこそ大好きですが、アードベッグのことを好きになるのに2~3年かかりましたからね( ´ ▽ ` )