今回は、ブレンデッドスコッチのシーバスリーガルミズナラ12年をご紹介します!
ストレート・ロック・ハイボール・バニラアイスかけで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
日本限定販売のシーバスリーガルミズナラ仕上げ
オススメの飲み方はストレート、ロック、ハイボール
通常の12年と比較して、気持ち甘めでスパイシー
〈基本情報〉
商品名:シーバスリーガルミズナラ12年
生産地:スコットランド
種別:ブレンデッド
度数:40%
価格:3,500円くらい
〈概要&テイスティング〉
シーバスリーガルミズナラ12年は、シーバスブラザーズ名誉マスターブレンダーのコリン・スコットさんが日本のウイスキーファンのために特別にブレンドした商品です
12年以上熟成した原酒をミズナラ樽でフィニッシュ(後熟)してブレンドしています
明記はされていませんが、単純にシーバスリーガル12年をミズナラ樽でフィニッシュした訳ではなく、シーバスリーガルミズナラ12年専用のブレンドになっているものと推察されます
また、このシーバスリーガルミズナラ12年は日本国内限定販売であるため、コロナ前は本商品をお土産にする外国人観光客も多かったのだとか
今でこそミズナラ樽熟成のウイスキーはクラフト蒸溜所を中心に様々な銘柄がリリースされていますが、本商品が販売開始された当時はサントリーとベンチャーウイスキーの商品くらいしかなかった様に記憶しております
ミズナラフィニッシュの走りみたいな商品ですね( ´ ▽ ` )
〈ストレート〉オススメ!
香り:
ハチミツ、ココナッツ、カシューナッツ、うっすらドライフルーツ
味:
うすいハチミツ、ココナッツ、麦チョコ、白コショウのような穏やかなスパイス
ボディはライト寄りのミディアムでスムース
前半甘口、後半スパイシーなウイスキーです( ´ ▽ ` )
ココナッツの風味やスパイシーな部分がミズナラ由来の要素ですね
ちなみに通常のシーバスリーガル12年と飲み比べてみると、、、
気持ち甘め、スパイシーさがupしてますが、大きく変わらないです( ´ ▽ ` )
通常の12年より500円ほどお高いですが、ミズナラは樽自体が非常に稀少で高価なため、そのコストが値段に反映されてる感じですかね
〈ロック〉オススメ!
うすいハチミツ、わずかに青リンゴとココナッツ、麦チョコ
通常の12年同様、グレーンウイスキー由来の麦チョコ感が主体になります
ロックにするとせっかくのミズナラ要素が隠れてしまうので、ミズナラ感を楽しみたい方はストレートがオススメです
〈ハイボール〉オススメ!
青リンゴ、一瞬ココナッツ、ほのかにバニラと乾いた木材の風味
ここまで薄まると、もうほぼ通常の12年と一緒ですね( ´ ▽ ` )
基本的にはさわやかな甘みがあって飲みやすいです
余韻でわずかに甘味と酸味が残りますので、合わせるなら味の濃いおつまみか料理が良いですね
〈バニラアイス〉
ほんのりリンゴ、ドライフルーツ、アーモンド、麦チョコ
これも通常の12年同様、かけてもそこまで味は変わりません
ほんのり甘みが追加される程度の変化ですね( ´ ▽ ` )
〈総評〉
個人的には通常のシーバスリーガル12年で十分かな( ´ ▽ ` )
確かにミズナラっぽさもあるのですが、そこまで大きく通常の12年と変わらない印象です
ただ、ミズナラ樽を使ったウイスキーの中では最も安価な銘柄となりますので、ちょっとどんなもんか試してみたいなという方は選択肢に入れても良いかもしれません
これ以外のミズナラ樽熟成原酒を使用したウイスキーだと、安くとも6,000円くらいはしますからね
後半スパイシーですが、基本は甘口で飲みやすいので「気になるけどおいしくなかったらどうしよう」と悩まれている方はとりあえず買ってみても損はないと思いますよ( ´ ▽ ` )