今回は、笹の川酒造の山桜ピュアモルト リミテッドエディションをご紹介します!
ストレート・ロック・ハイボール・バニラアイスかけで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
酵母のような風味と焼きリンゴや桃のようなフルーティさが特徴
オススメの飲み方はロック
すでに入手困難品なので、コロナ明けにBARなどで
〈基本情報〉
商品名:山桜ピュアモルト リミテッドエディション
生産地:日本
種別:ピュアモルト(ブレンデッドモルト)
度数:48%
価格:6,600円
〈概要&テイスティング〉
山桜は、東北の笹の川酒造より販売されているウイスキーです
※笹の川酒造の詳しいご説明は、安積 The First Peatedに記載させていただきましたので、今回は省略させていただきます
山桜シリーズは海外より輸入した原酒を笹の川酒造の敷地内で追加熟成し、ブレンドしています
普及価格帯の山桜黒ラベルはブレンデッドウイスキーです
そして、主にデパートなどで販売されているピュアモルトシリーズはモルト原酒のみをブレンドしたピュアモルト(ブレンデッドモルト)となっています
今回ご紹介する商品は、山桜ピュアモルトの中でも数量限定のリミテッドエディションです
オーク樽(たぶんバーボン樽のこと)で5年以上熟成した原酒をキーモルト(主軸)とし、シェリー樽熟成原酒など厳選されたモルトウイスキーをバランスよくブレンドしているのだとか
この表現だとすべての原酒が酒齢5年以上なのか、それともあくまでキーモルトが5年以上熟成であって、それ以外の原酒は酒齢5年未満のものも使われているのか不明です
ま、うまかったらええねん( ´ ▽ ` )
余談ですが、とてもかっこいいシルバーの山桜ロゴにわたしが反射しまくるというね( ´ ▽ ` )
サムネでログ映すの諦めましたわ、、、
〈ストレート〉
香り:
酵母、焼きリンゴ、桃、潮、ナッツ
味:
熟したリンゴ、桃、ピリッとしたスパイス、わずかに樽由来の苦味、塩味
ボディは重めのミディアムで濃厚な味わい
若い原酒由来と思われる酵母香もしますが、口当たりは柔らかくそこまで未熟成感は覚えません
焼きリンゴや桃のような優しい甘みが主体となります
個人的にはディーンストンやアラン、スキャパあたりと似たフレーバーであるように感じました
なお、シェリー樽原酒に関しては量が少なかったのか、はたまたシェリー樽からの影響が少なくなった2ndや3rdフィルの原酒を使用したのか、あまりそれらしい要素を拾うことができませんでした
まとめるとちょっと酵母香が強いけどフルーティで甘口、飲みやすいウイスキーということで( ´ ▽ ` )
〈ロック〉オススメ!
酵母、ホワイトチョコレート、桃、焼きリンゴ、スパイス、余韻で再び酵母
ストレートよりさらに優しさと甘みがアップします
ちょっと酵母の風味も強くなってしまいますが、甘党のわたしはロックが好きです( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉
酵母、青リンゴ、樽由来の苦味と渋みが少々
若干酵母風味が気になりますが、後味さっぱりなので全体を通して見れば問題ないかな
合わせるなら味が濃いおつまみか料理が良いですね
〈バニラアイス〉
焼きリンゴ、ホワイトチョコレート、樽由来のほろ苦さ
バニラアイスにかけると酵母感がまったくなくなりますね( ´ ▽ ` )
ただ、元々優しい甘みが主体なので、そこまで大きく味変しません
価格のことも考えるとかけなくて良いですね
〈総評〉
やはり若い要素はありますが、基本的にはフルーティ・甘口で飲みやすいピュアモルトでした( ´ ▽ ` )
贈答用コーナーで売られておりましたが、わたしだったら貰えたらうれしいですね、ラベルかっこいいし
スコッチと比較してしまえば正直割高感は否めませんが、そこは大量生産のできないクラフト蒸溜所ですので仕方なしということで
元々出荷量も少なく入手難易度高めですので、気になる方はコロナ明けにBARなどでお試してくださいませ( ´ ▽ ` )