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マルスウイスキー 岳樺 ブランデー樽仕上げ【レビュー】

今回は、国分北海道オリジナルブランドマルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げをレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

レーズンやブラウンシュガーのような香りと味わいが特徴

オススメの飲み方は、ロック


北海道エリアで1,400本限定販売のため、すでに売り切れている可能性あり

〈基本情報〉

商品名:マルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げ

生産地:日本

種別:ブレンデッドモルト

度数:43%

価格:7,700円くらい

〈概要&テイスティング〉

マルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げは、国分北海道オリジナルブランドのブレンデッドモルトウイスキーです

ブレンデッドモルトとは、複数蒸溜所のモルト原酒のみをブレンドしたウイスキーのことで、ブラックニッカのようなブレンデッドウイスキーとは違いグレーン原酒は使用されていません

有名なブレンデッドモルトとしてはニッカ竹鶴セッションなどが挙げられ、シングルモルトほど個性的ではないものの、ブレンデッドウイスキーよりは力強いキャラクターの銘柄が多いカテゴリーです

そして、国分北海道は1949年創業の酒類・食品卸売業者さんで、マルスウイスキー岳樺をはじめとしたオリジナルブランド商品の開発を手掛けられています

今回ご紹介するマルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げは、通常のマルスウイスキー岳樺十勝ブランデーの熟成に使用された樽で、さらに一年半追熟させたウイスキーです

発売開始は2021年10月8日で、1,400本限定とのことでしたので、もしかしたらもう売り切れてしまっているかもしれませんね

なお、岳樺とは北地や高山の最上部に自生し、風雪に捻じ曲げられながらもたくましく育つ、雄大な北海道の大地を象徴する樹木とのことです

〈ストレート〉

マルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げ

香り:
レーズン、アプリコット、ほのかにオレンジ、ナッツ

味:
レーズン、ブラウンシュガー、ほのかにアプリコットジャムとオレンジ、紅茶の渋み、白コショウ
ミディアム〜フルボディ、余韻は短く紅茶のような渋みとスパイシーさが少し残る

ブランデー樽の影響をしっかりと受けた、厚みと飲みごたえのあるウイスキーです( ´ ▽ ` )

口に含んだ瞬間はブランデー樽由来と思われる、レーズンやブラウンシュガーのようなフレーバーをしっかりと感じます

そして、中〜後半は通常の岳樺と同様ドライでスパイシー、煮出した紅茶のような渋みも少し口に残りますね

NA(ノンエイジ)品ですが未熟成感も覚えず、通常の岳樺をさらに熟成しているということで、気持ち熟成感も上がっている印象です

〈ロック〉オススメ!

マルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げ

レーズン、ブラウンシュガー、アプリコットジャム、わずかにオレンジ、紅茶

ストレートよりも甘みとフルーティさが大幅に増します( ´ ▽ ` )

通常の岳樺と同様に、ロックでのびるタイプみたいですね

スッキリとした甘さでスイスイと飲めますので、オススメです

〈ハイボール〉

マルスウイスキー岳樺ブランデー樽仕上げ

レーズン、ブラウンシュガー、舌に刺さる苦味、ほのかにオレンジ

かなり苦味の強いハイボールです( ´ ▽ ` )

おそらくブランデー樽由来の苦味成分が炭酸によって強調されてしまった形ですね

苦味抜きですと、ブドウの甘みが感じられておいしいのですが、、、

ストレートかロックでお召しになることを強くオススメします

〈総評〉

しっかりとブランデー樽追熟の効果が出ている、リッチで飲みごたえのあるウイスキーでした( ´ ▽ ` )

通常の岳樺が柑橘系フルーツやハチミツのようなフレーバーが主体であるのに対し、このブランデー樽仕上げはドライフルーツやブラウンシュガーのような香味を楽しむことが出来ます

フルボディで寒い季節に飲みたくなるような重厚な味わいですね

ただ、ブランデーのフレーバーがのった結果、ちょっと重すぎるというか、万人受けするキャラクターではなくなってしまったように思います

価格が高いことも相まって、お土産品というよりはウイスキー愛好家向け商品といった印象でした( ´ ▽ ` )

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