アイリッシュ

バスカー アイリッシュウイスキー【レビュー】

今回は、バスカー アイリッシュウイスキーをレビューします!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

このウイスキーを3行で!

レモンや青リンゴ、ライチのようなフルーティさとスパイシーな風味が特徴

オススメの飲み方はストレートとハイボール


2,000円とは思えないクオリティの高さで、アイリッシュの入門品としてもオススメ

〈基本情報〉

商品名:バスカー アイリッシュウイスキー

生産地:アイルランド

種別:ブレンデッド

度数:40%

価格:2,000円くらい

〈概要&テイスティング〉

バスカー アイリッシュウイスキーは、アイルランドのロイヤルオーク蒸溜所で製造されているブレンデッドウイスキーです

バスカー名義では他にもシングルモルト、シングルグレーン、シングルポットスチルウイスキーがリリースされていますので、ちょっと(結構?)紛らわしいですね( ´ ▽ ` )

この緑ラベルはブレンデッドで、ロイヤルオーク蒸溜所で製造されたモルト、グレーン、ポットスチルと3タイプの原酒がブレンドされています

ちなみに青ラベルがシングルモルトで赤ラベルがシングルグレーン、灰色ラベルがシングルポットスチルとなっていますが、現在日本に正規輸入されているのは緑ラベルと青ラベルのみですね

、、、と思ったら赤ラベルと灰色ラベルも発売になりましたね、楽しみ( ´ ▽ ` )

ロイヤルオークは2016年創業の新しい蒸溜所で、今のところアイルランドで唯一モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ポットスチルウイスキーと3種の原酒が生産可能な蒸溜所となっています

今のところと書いたのは、現在アイルランドでもウイスキーブームが起こっており、次々に新しい蒸溜所がオープンするため、同様の生産体制を備えた蒸溜所がそのうちオープンする可能性もあるためです

日本も最近は毎日のように新蒸溜所のニュースが出ておりますが、それはアイルランドやスコットランド、アメリカ、カナダも同様で、本当に世界的ブームになっちゃってますね( ´ ▽ ` )

今回ご紹介するバスカー アイリッシュウイスキーは、バーボン樽、シェリー樽、マルサラワイン樽で熟成した原酒をブレンドしており、アイリッシュの魅力であるトロピカルフレーバーがしっかりと味わえる仕上がりとなっているのだそうです

〈ストレート〉オススメ!

バスカー アイリッシュウイスキー

香り:
レモン、オレンジ、ほのかにリンゴ、ライチ、ガムシロップ、白コショウ

味:
レモン、リンゴ、オレンジ、ライチ、麦、白コショウ
ライト〜ミディアムボディで、余韻はフルーティな甘みとスパイシーさが続く

甘口かつフルーティで、スパイシーさも強めなウイスキーです( ´ ▽ ` )

レモンやオレンジ、リンゴのようなフルーティさに加え、ライチのようなトロピカルなフレーバーも感じられますね

また、ポットスチルウイスキー由来かアイリッシュらしいオイリーさやスパイシーさも出ています

このお値段でこのクオリティはかなりレベルが高いのではないでしょうか

ただ、バーボン樽およびシェリー樽、マルサラワイン樽で熟成した原酒を使用とのことですが、正直バーボン樽熟成原酒以外の要素はほぼ感じられません

シェリー樽とマルサラワイン樽の原酒は入っていても極少量な気がしますね

まあ、バーボン樽よりもシェリー樽とマルサラワイン樽の方が明らかに高価ですので、この価格設定では仕方がないのかもしれませんね( ´ ▽ ` )

〈ロック〉

バスカー アイリッシュウイスキー

ライチ、レモン、オレンジ、バナナ、ほのかに白コショウ、やや強めの苦味

ストレートよりも少しクリーミィで、バナナのような甘みが出てきます( ´ ▽ ` )

スパイシーさも抑えられ、口に含んだ瞬間はストレートよりもマイルドな印象です

ただ、後半少し強めの苦味が出てきますので、人によってはきついと感じてしまうかもしれません

このビターさは、シェリー樽やマルサラワイン樽熟成原酒由来のものかもしれませんね

〈ハイボール〉オススメ!

バスカー アイリッシュウイスキー

ライチ、レモン、ほのかに青リンゴ、バニラ、軽く木材の風味

フルーティでスッキリとした味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )

ハイボールでも、ライチのようなトロピカルなフレーバーがしっかりと感じられますね

甘口ではありますが、あとをひかないあっさり系のテイストですので、食中酒としても活躍してくれます

暑い季節にぐびぐび飲みたくなるようなタイプのハイボールでした( ´ ▽ ` )

〈総評〉

アイリッシュの特徴がしっかりと感じられるコスパ良好ウイスキーでした( ´ ▽ ` )

フルーティ・オイリー・スパイシーと一般的にアイリッシュの特徴としてあげられる要素がすべて備わっており、なおかつ2,000円とは思えないクオリティの高さですので、アイリッシュ入門品としてもオススメできます

同じ価格帯のブレンデッドアイリッシュにジェムソンやブッシュミルズがありますが、いずれもバスカーとは原酒の構成が異なるため、3本とも購入して原酒の組み合わせによる特徴の違いを探ってみるのも面白いかもしれませんね

ジェムソン:
ポットスチル+グレーン

ブッシュミルズ:
モルト+グレーン

バスカー:
モルト+ポットスチル+グレーン

(それぞれ異なる蒸溜所で製造されていますので、当然蒸溜所毎の個性の違いもあります)

どれもハイボールがおいしい銘柄ですので、日本の暑い夏にはしっかりと活躍してくれそうですよ( ´ ▽ ` )

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