アイリッシュ

ブッシュミルズ (ホワイトブッシュ)【レビュー】

今回はアイリッシュウイスキーのブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)をご紹介します!

ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪

〈このウイスキーを3行で!〉

リンゴやレモン、ハチミツのような甘みとココアのようなコクが特徴

オススメの飲み方はロックとハイボール


アイリッシュらしい軽さとフルーティさがあり、アイリッシュ入門品にもピッタリ

〈基本情報〉

商品名:ブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)

生産地:アイルランド

種別:ブレンデッド

度数:40%

価格:2,000円くらい

〈概要&テイスティング〉

ブッシュミルズは、北アイルランドのブッシュミルズ蒸溜所で製造されているブレンデッドウイスキーです

なお、同蒸溜所ではブッシュミルズ名義のシングルモルトも製造しているなので、少し紛らわしいですね

ブッシュミルズ蒸溜所の創業は1608年で、イングランド国王ジェームズ1世から免許を賜った世界最古の蒸溜所と言われています

ただし、当時ブッシュミルズという名前の蒸溜所が存在したという記録は無く、厳密には「世界最古の蒸留免許を賜った土地に建てられた蒸溜所」ということになるのだそうです

ブッシュミルズ蒸溜所としての正式な登記記録が残っているのは1784年なんだとか

本蒸溜所で製造されるモルトウイスキーは、アイリッシュ伝統のノンピート麦芽(煙くない原料)使用、3回蒸留で心地よい甘みとまろやかさが特徴とのことです

(スコッチの大部分はピーテッド麦芽(煙い原料)使用、2回蒸留で製造されます)

現在アイリッシュウイスキーの中では、ジェムソンタラモアデューについで3番目に売れている銘柄です

なお、ブッシュミルズとは北アイルランドのアントリム州にある村の名称に由来しています

そして、今回ご紹介するブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)はモルトウイスキーとグレーンウイスキーが1:1でブレンドされており、スムーズな口当たりとフレッシュな果実感が特徴なのだそうです

〈ストレート〉

ブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)

香り:
カシューナッツ、リンゴ、レモングラス、桃、バター

味:
リンゴ、レモン、ハチミツ、ココア、白コショウ、カシューナッツ、アルコール由来のピリピリ感
ライトボディで、余韻はココアのようなコクとスパイシーな風味は続く

ライトかつクリアで、フルーティなウイスキーです( ´ ▽ ` )

リンゴやレモンのようなフレッシュなフルーティさに加え、ハチミツのような甘み、ココアのようなコクが感じられます

余韻はピリッとスパイシーで、若い原酒由来と思われるアルコールの刺激も多少出ていますね

総じてあっさりとした香味で、アイリッシュらしく軽くて飲みやすいウイスキーでした

〈ロック〉オススメ!

ブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)

レモン、ココア、ハチミツ、リンゴ、ほのかに白コショウ

ストレートよりも甘みが増し、ココアのようなコクも少し強調されます( ´ ▽ ` )

アルコール由来の刺激も抑えられるので、より飲みやすく感じますね

ストレートが飲みにくいということは決してありませんが、個人的にはロックの方がおいしく頂ける印象でした

〈ハイボール〉オススメ!

ブッシュミルズ(ホワイトブッシュ)

リンゴ、レモン、ハチミツ、麦、バニラ

クリアで爽やかな味わいのハイボールです( ´ ▽ ` )

引き続きリンゴやレモンのようなフレッシュなフルーティさがあり、軽い味わいでスイスイ飲めてしまいます

クセがなく後味もスッキリしているので食中酒にも向きますね

爽快感があり、暑い季節に活躍してくれそうなハイボールでした

〈総評〉

全体的にライトでスムース、なかなかに飲みやすいウイスキーでした( ´ ▽ ` )

やはりスコッチやジャパニーズのブレンデッドと比較しても、かなり軽いキャラクターですね

アイリッシュらしいフルーティさも感じられ、価格もお手頃な方なのでアイリッシュウイスキー入門にもちょうど良さそうです

飲み方に関しては特にハイボールがオススメで、暑い季節にぐびぐび飲みたくなるような爽快感がありますので是非試してみてくださいね( ´ ▽ ` )

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