今回は、スペイサイドモルトのグレンフィディック 12年をレビューします！
ストレート・ロック・ハイボールで評価しますので、家飲みの参考にしてくださいね♪
洋梨やバニラ、ハチミツのような香りと甘みが特徴
オススメの飲み方は、ストレートとハイボール
世界一売れている、初心者さんにもオススメのシングルモルト
〈基本情報〉
商品名：グレンフィディック12年
生産地：スコットランド（スペイサイド）
種別：シングルモルト
度数：40%
価格：3,600円くらい
〈概要＆テイスティング〉
グレンフィディック蒸溜所は、スコッチランドのスペイサイドに位置しています
1887年に、20年間モートラック蒸溜所で修行を積んだウィリアム・グラントさんが創業されたそうで、以来グラント一族が経営を行なっています
あ、同じくグラント一族が経営を行なっている蒸溜所にグレンファークラスがありますが、そちらは別のグラントさんです( ´ ▽ ` )
元々はブレンデッドスコッチのグランツにモルト原酒を供給する目的で建造された蒸溜所ですが、1963年にシングルモルト販売開始を決定
当時はブレンデッドウイスキー全盛の時代、シングルモルトは消費者にウケないと予想されていたため、同業者からは無謀な行為だと思われていたようです
しかし、同業者の予想に反し、シングルモルトグレンフィディックは順調に売り上げを伸ばし、現在ではシングルモルトの売り上げ世界一の銘柄となっています
あっぱれ( ´ ▽ ` )
ザ・グレンリベットと共に、初心者向けとしてまず名前が上がる鉄板銘柄で、クセがなくプレーンで飲みやすいウイスキーです
なお、グレンフィディックとはゲール語で「鹿の谷」という意味で、鹿が本銘柄のシンボルマークとなっています
〈ストレート〉オススメ！
香り：
洋梨、バニラ、乾いた木材、うすいハチミツ
味：
洋梨、バニラ、うっすらハチミツ、乾いた木材の風味、わずかにスパイス
ライトよりのミディアムボディ、余韻は洋梨のような甘みが続く
フレッシュフルーツ感全開の、フルーティで甘口なウイスキーです( ´ ▽ ` )
軽くてスムースな酒質なので、本当に飲みやすく、ストレートでもスイスイ飲めてしまいます
よく「飲みやすいウイスキー」、「初心者さん向けウイスキー」として紹介されることの多いグレンフィディックですが
まさしくその通り！
日本人では嫌いな方も多いというスモーキーフレーバーもほぼ感じられず
口当たりも軽くてクセがなく、甘口で飲みやすいため、初心者さんには心からオススメです！
シングルモルトの中ではかなり安価な部類で、入手難易度が非常に低いという点もポイント高し( ´ ▽ ` )
〈ロック〉
洋梨、バニラ、乾いた木材の風味、軽くスパイス
ストレートより、洋梨のような甘みが強調されます
個人的には、ストレートでも十分甘いので、ロックだとちょっと甘すぎるかなと思わなくもない( ´ ▽ ` )
ただ、くどいほど甘いというわけではございませんので、これは完全に好みの問題ですね
おいしいことは間違いありませんので、試してみてくださいまし( ´ ▽ ` )
〈ハイボール〉オススメ！
洋梨、青リンゴ、バニラ、うっすらハチミツ
こちらもストリートやロックと同様、フレッシュフルーツフレーバー全開
甘口でクリア、さわやかなハイボールです( ´ ▽ ` )
クセがなくスッキリしておりますので、食中酒として活躍できます
ただ、すこーし甘みが強めですので、繊細な味わいのお料理と合わせるのはやめた方が良いですね
洋食とか焼肉とかなら、全く問題ないですけどね( ´ ▽ ` )
〈総評〉
シングルモルトの中でも、トップレベルに飲みやすいウイスキーでした( ´ ▽ ` )
本当に初心者さんが嫌がりそうな要素がまったくないので、シングルモルトの入門品として心からオススメ！
逆に言えば、ある程度飲み慣れた方は、物足りないと感じてしまう可能性が高そうです
かく言うわたしも、今改めてストレートで飲むと、もうちょっとパンチが欲しいなと思わなくもないですからね
ただ、ハイボールであれば、飲みレベル？関係なく楽しめます
ウイスキー好きの知人に好きなハイボール用銘柄をお聞きすると、だいたい名前が上がりますからね、グレンフィディック
ほかは、タリスカーやグレンモーレンジあたりが大人気( ´ ▽ ` )
価格もシングルモルトの中では最も安価な部類ですので、まだ試したことのない方は、ぜひぜひ手に取ってみてくださいませ！
